markdを公開しました。Rubyで書かれたMarkdownをHTMLに変換するツールです。特にソースコードを含むドキュメントを簡単かつ奇麗に作成することができます。ソースはgithubから。
念のため説明すると、markdownはeメールの装飾でよく使われる書式でテキストファイルをマークアップするフォーマットです。 githubに登録されているプロジェクトの多くのトップでREADME.mdが表示されいますが、これがmarkdownです。markdown記法についてはこちらのページが詳しいです。
markdはそのmarkdown形式のファイルからHTMLファイルを出力するコマンドラインツールです。markdの出力はHTMLですが、ブラウザから印刷することでそれなりの品質のドキュメントとなることを目指しています。
markdの特徴
- ソースコードがカラーリングされる
- h1, h2タグに章番号が自動で振られる
- ブラウザからの印刷に最適化されている
インストール
Rubygemsでインストールできます。$ gem install markd
使い方
markdコマンドに引数でmarkdownファイルを渡します。$ markd markdown.mdデフォルトではdocsというディレクトリが作成され、その中にHTMLファイルなどが生成されます。出力先を変更したい時には-oオプションを使います。
$ markd -o OUTPUT_DIR markdown.mdこの例ではOUPUT_DIRというディレクトリに結果が出力されます。
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