Railsではデフォルトでdevelopment, test, productionという環境に対応できるように作られているのはご存知の通り。 この環境ごとの設定や、新しい環境の追加方法などについて、簡単にまとめる。
ちなみに執筆時点では以下の実行環境を利用している。
- Ruby: 1.9.2
- Ruby on Rails: 3.0.5
環境名を取得する
Rubyのコードの中から現在の環境名(development|test|productionなど)を取得するのは、Rails.envを利用する。
新しい環境設定を追加する
例えばstagingという環境を新規に追加するには、以下の作業をする。
- RAILS_HOME/config/environmentsにあるproduction.rbをstaging.rbにコピーする
- database.ymlにstagingの項目を追加する
$ rake db:create RAILS_ENV=staging $ rake db:migrate RAILS_ENV=staging $ rails server -e staging
環境ごとに違うgemを使う
たとえばdevelopmentとproductionで違うgemを利用する場合、Gemfileに以下のように記述する。
group :development, :test do gem 'sqlite3-ruby' end group :staging, :production do gem 'mysql2', '0.2.7' endbundle installする際には、以下のようにすると特定の環境で必要なgemを除外できる。
$ bundle install --without test development参考: Bundler : Using Groups
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